鹿島山、大鈴山、平山明神山、そしてヤマビル

こんにちは!
わたしはお盆休みに突入しまして、一昨日(8/10)山登りに行ってきました。

愛知県の東部、
鹿島山、大鈴山、平山明神山です。
登山ガイドに載っているルートを辿りたいと思いました。

前日に台風9号が日本列島を抜けていき、当日の現地は雨がパラッパラッと降る程度でした。
気にならない程度だったので、いざ!登ることとしました。

和市の登山口。
こんな感じのところでした。

 

 

(この写真は下山した後に撮りました)

看板が2つ

けっこう危険らしい・・・(汗)もちろんルートに入っていまして・・・。
今回は登山用の靴を買って、トレッキング用のポールも初めて装備。
経験は少ないですが(初心者かも。5つ目くらいかな。山は)、行ってみるか!

この写真も下山した後に撮ったのですが、
登るときには、ぜんぜん気にもしていませんでした。

この場所から少し上ると、WCがあるので、まずは用を足していきました。
そのWCには、ヤマビル対策用として、塩が袋に入れて置いてあったのです。
一応?くらいの気持ちで1袋を持っていきました。
(この辺りは写真なし)

また登山口まで降りてきて、1枚目の写真から左側の方へ歩き、
ひとつめの山、鹿島山を目指します。
(民家の手前まで行くと、登り口がありました。けっこう分かりにくい)

これがまた大変でした。
鹿島山まで、ほとんど登り・・・。すぐに疲れが・・・。
途中の池葉守護神社。

辺りがもやっていたのと、カメラのレンズも曇ってます。

その神社の後ろに道があるのかな?
と思い、進むも途中で道が無くなる・・・。
おかしいな・・・と思ったら、神社の右側にある広場の方に、
鹿島山までの案内がありました。

ここも写真を撮り忘れていたのですが、
十分に気を付けるよう、案内板がありました。

ここの3山は、装備をきちんとした方がいいです。
今回、靴とポールを準備しましたが、ポールもあった方が大分楽かと思います。
(今までは、ジョギングシューズでなんとかなってた。レベル5のうちの1の山だったのかな。今までは)
そして、ヤマビル対策もきちんと対策要です。

ここからずっと上り坂、ほんとにきついです。
すでに筋肉に疲労を感じました(日頃の運動不足がいかんのだけど)
でも、写真の撮影時間見たら、30分程度で鹿島山の山頂まで着きました。

山頂からは展望が良くないようでした。
(写真は載せてないですが、木に邪魔されてました)

少し休憩をしていると・・・顔にぶらぶらするものが見えたんです。
ヤマビルでした。

あわてて振り落とし、先ほどゲットした塩で撃退。
ほんとにいるんだ・・・と初めて認識したのもつかの間、
足元におるおる(笑)靴に付いているもの、ズボンを駆け上がってくるもの、
びっくり、恐怖そのものです。
見える範囲(ここポイント)、払い落として、渾身の塩の一撃。

なんとか収まりましたが、ひとつめの山を登りきり、
すでに帰りたいモード(笑)ヤマビルの襲撃、知らないし(笑)

でも、また、あの道を帰るのは、はっきり言って、しんどい。
進むしかなかったんです。

大鈴山までは、比較的、楽だったような気がします。
木で両側はよく見えませんでしたが、稜線のようなところを通って大鈴山まで。
風が結構ありました。

大鈴山からは少し開けていて、山が見えていました。
(何の山かは分からず。この時もヤマビルの脅威に怯えてました)

しばし休んで、下の方を確認すると・・・

ズボン、血まみれ(笑)
中に入って、食らっていたようです(笑)
他にも数か所、赤いあとが見られます。

その部分を揉んで、とりあえずはヤマビルの圧死を狙いました。
(脱いで確認するとかは無理です。もうすでに追い込まれている。逃げたい一心)
この写真の状況のところは、すでに圧死していることでしょう。
もうかゆい気がして、たまらないですね。

ふたつ目の山を登りましたが、戻るか進むか、
・・・進むしかなかったんです。戻るのは、鹿島山経由の道しか知らなかったので。

平山明神山を目指します。

途中で撮った写真かな?
どこで撮ったかは分からず。

看板の通り、レベルが上がりました。
体力度でいうと鹿島山が一番きつかったような気がしますが、
難易度は平山明神山の断然高かったです。
写真の撮影時間から着くまでに1時間くらいかかったようです。

ほとんど木にくくり付けているテープが頼りです。
急な下りや、本当に急な登り、トレッキングポールが無かったらかなりきついと思います。
平山明神山の山頂当たりの登りは本当に大変でした。
落ちたらただではすまない。
(今にして思えば、写真を撮ればよかった)

平山の平は平らじゃないのか?いえいえ、そんなことないです。やばいです。
本当に危ないです。
ここで諦めるのもアリです。

登り切って、西の覗き、東の覗き、というのがあるらしいのですが、よく分からず。
(頂上ではなくて、小明神山というところ?かも。登山中はよく分からなかった)

平山明神山周辺から撮った写真がこちら。
大鈴山と思います。

三ツ瀬明神山と思われます。

また小明神山に戻って、よく見ると、平山明神山は別のところみたいな・・・。

「えっ?ここじゃないの?」
これでパニクりました。
「道はずれた?平山明神山へ行こう」

テープを頼りに進みます。
急な岩場を降りて(かなり危険)再び登ると、行き止まりなんです。
今にして思えば、ここが平山明神山だったのかも。
気づかずに、眺めも楽しむ余裕もなく、
行ったり来たりを繰り返して(危ない岩場も昇り降りを繰り返して)、
今度は帰り道も分からず。

一息ついて、落ち着いて考え直しました。

「小明神山に一旦、戻ろう」
これで落ち着きを取り戻しました。

来た道を思い出し、降り始めました。
山頂から下るところには(登りにも利用したところですが)、
岩場にロープが張ってあるところがあり、危険です。
落ちたら真っ逆さま。かなり慎重に降りました。

途中の分岐まで戻りました。

そして、岩小谷山側のルートから堤石峠を通って和市登山口へ戻る予定でした。
しかし・・・、しかしなんです。ここから無茶苦茶大変でした。

この写真は、途中で撮った写真。

この先だったかな。山をかなり下って、川が見えた頃、
どうも、木の伐採作業を行っているようで、かなりの木は切り倒されて、
枝や杉葉でしょうか、散乱状態。道というものは無いような状態。
木に進むところを阻まれ、枝や葉で足は埋まり、非常に歩きにくい。
(ヤマビルがいなかったのが、幸いだったかも)

テープの付いた木も倒されていて、行く先すらままならないような状態です。

堤石峠がどこか分からず、そのまま川に従って下ることに。

平山明神山から堤石峠/岩小谷山/和市方面は、今は歩かない方がいいと思います。
本当に心が折れました。
いつ着くのか・・・1時間半くらいは歩いたようです。

着いたのは、岩小谷山の麓、道路工事を行っているところに出ました。
大工さんに和市方面を教えてもらい、戻ることにしました。

そこから和市登山口まで1時間くらいはかかりました。
岩小谷トンネル。1287メートル・・・もうヨボヨボ状態でした。

今回のポイントをまとめると

・ヤマビル注意。対策を講じて臨んだ方がいいです。
・軽装は危険です。肌を露出しているような状況は、ありえないです。
・鹿島山の登りはかなりきついです。
・平山明神山は難易度高しです。
・平山明神山から堤石峠/岩小谷山/和市方面は
道が整備されるまでは避けた方がよいです。そもそも整備されるのか分かりませんが。
・真夏の中、歩きましたが、500mlペットボトル3本では足りませんでした。

このブログを書いていて気づいたのですが、
YAMAPという良さそうなサイトありますね。
ここの活動日記を参考にしてから、臨むようにします。
(10年前の本だけの情報では、心もとなかった)

ホント、今回は大変でした・・・(汗)

長文、読んでいただき、ありがとうございます。

シェアしていただけるとうれしいです。